ども!でびきんです。
フィリピンでは喫煙事情が年々厳しくなってきています。
私が良く行く日本食料理店のオーナーの話では喫煙ルールを知らずに逮捕された日本人も数名要るそうです。
日本同様タクシー内での喫煙禁止はもちろんの事、ホテルや飲食店内などは全面禁止になっているのが常識です。
マニラ・セブ・ダバオの各地域に寄っても喫煙事情に違いがあります。
今日はマニラ・セブ・ダバオの主要3都市の喫煙事情についてお話したいと思います。
知らなかったら逮捕?喫煙による罰金と逮捕の法律
フィリピン留学生や旅行者・移住しようと考えている方には是非知って欲しいフィリピンの喫煙事情です。
これマジで知らなかったら逮捕される事もありますし、実際に逮捕された日本人もいるのです。
まずフィリピンの喫煙ルールは以下の通りです。
- 1回目の喫煙は500~1000ペソ(約2000円)までの罰金
- 2回目の喫煙は1000~5000ペソ(約1万円)までの罰金
- 3回目の喫煙は5000~1万ペソ(約2万円)の罰金または投獄(禁固刑)
罰金刑自体は日本人からすれば簡単に支払える額ではありますが、フィリピン人から考えれば非常に高額な金額です。
更に3回目の逮捕では刑務所に入れられる事もありますので、十分に注意が必要です。
2017年であれば喫煙が見つかってもワイロを支払えば許して貰える事もあったそうですが、今は非常に厳しく賄賂も通じないと言う状況に変化して来ています。
喫煙ルール:公共の場と飲食店では全面禁煙
基本的にフィリピンでは公共の場(人が集まる場所)では、全面禁煙がルールとなっています。
スーパーの駐車場内で喫煙エリアが設けられて居たり、住宅街の細い路地に喫煙エリアがあったりする事もあります。
喫煙エリア以外の場所で喫煙すると罰金刑(警察に見つかった場合)になるのが基本的なルールです。
ホテルなどの施設の場合
他のサイトやブログでは喫煙ルームがあると言っているサイトもありますが、私は見た事がありません。
ほぼ例外なく、どこのホテルも施設内が全面禁煙になっています。
また、ホテルのルールを破って喫煙が見つかった場合は、高額な罰金が請求されますのでホテル内ので喫煙には十分注意しましょう。
またトイレやバスルームでの喫煙に関しても、バレなければ良いですがホテルチェックアウトの時に喫煙チェックが、ほぼ必ず入りますのでチェックアウトの2時間以上は喫煙しないようにしましょう。
タバコの吸い殻ももちろん完璧に処理しておくことです。
マニラ・セブ・ダバオでの喫煙状況
そもそも喫煙ルールが厳しくなったのは、ドゥテルテ・ロドリゴ大統領がタバコ嫌いだからと言う理由があるそうで元々彼が市長を務めていたダバオではフィリピン国内で一番喫煙に厳しい場所になっています。
現状の喫煙ルールでは、マニラ・セブ島・ダバオなどの地域により喫煙のルールが全然違う状況です。
各地域の状況を簡単に表にまとめてみました。
マニラ | セブ島 | ダバオ | |
路上喫煙 | × | × | × |
ホテル内喫煙 | × | × | × |
テラス席 | ○ | ○ | × |
飲食店内 | × | × | × |
喫煙所 | ○ | ○ | ○ |
タクシー車内 | × | × | × |
マニラの状況:テラス席は喫煙OK
2018年の3月に一度帰国した際に確認しましたが、マニラ主要地域では基本的に全面禁煙になっているのは同じですが、カフェのテラス席では喫煙OKとなっているカフェが沢山ありました。
またマニラ空港内のターミナル3の3階フロアのカフェでは、喫煙ルーム完備のカフェがあります。
セブ島の状況:テラス席はOK
セブ島もマニラと同じような状況でした。
ただマニラはセブ島やダバオのように繁華街に路地裏が少なく、隠れて喫煙する場所もありませんし警察の巡回頻度も高かったですが、セブ島では至る場所で隠れてタバコを吸っているおじさんや中には堂々と歩きタバコをしたまま歩いてるおじさんも、ちょくちょく見かけました。
マニラ程ではないが喫煙に関してはセブ島が一番緩いのではないでしょうか。
ダバオの状況:全面禁止
ドゥテルテ大統領の故郷であるダバオは非常に厳しい状況であり、最近になって更に強化されワイロを払って許して貰えてた状況も、今ではそれすら受け付けて貰えないような状況になっているとの事です。
実際にダバオの『ダモサ』と言う日本料理店が立ち並ぶ一角があるのですが、ダモサでの逮捕者が後を絶たない状況になっているとの事でした。
電子タバコやアイコスはどうなの?
フィリピンの電子タバコには『ニコチンが含まれているリキッド』が売られています。
日本で販売されているリキッドとは吸っている感じに違いがあります。
全面禁止だけど、電子タバコはOKだったら私も電子タバコに乗り換えようかと考えていたのですが、禁煙とされている場所では電子タバコやアイコスも同じく禁止されています。
ただこれには少し解釈の問題が含まれているのですが、禁止と明示はされていないものの、個々の判断で禁止されている『暗黙のルール』のような状態でグレーではあるものの、街の人からは『白い目』で見られる事は間違いありません。
フィリピンでのアイコスの状況
日本で急激にユーザーを伸ばしたアイコスですが、去年の年末ぐらいからようやく大手モールでも取扱いが始まっているようです。
しかしながら、iQos用のタバコは簡単に入手出来るわけではなく、大手モールでしか買えない上に価格も1.5倍の価格になっているような状況です。
ちなみにフィリピンでのアイコス本体の価格は9900ペソ(約2万円)となっており非常に高額です。
まとめ
フィリピンはタバコの価格が安いだけに沢山吸いたくなってしまうのですが、その現状は意外に厳しい結果となっています。
もちろん自宅の中でタバコを吸う分には全く問題ありませんし、誰にも迷惑は掛けません。
ちなみにタバコの価格は買う場所により値段がマチマチになっており、少し大きなスーパーで買うのが一番お得です。
価格の件についてはまた後日機会があれば紹介したいと思います。
また、これからフィリピンに旅行するぞ!留学するんだ!と言う方は喫煙ルールをしっかり守ってマナーに気を付けながら喫煙するようにして下さい。
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