ども!でびきんです。
知ってる方もいらっしゃるかも知れませんが、2015年にちょっとした脅威になった事件、これはマジで面倒な事になる事件なのでマニラ空港の第3ターミナルに到着便を選択している人は気を付けて下さい。
この下にある事件が2018年の6月から、またちらほらと発生しているとの事です。
2015年フィリピンの首都マニラにあるニノイ・アキノ国際空港。
観光やビジネスで年間約3600万人もの利用客がある。
リーン・ホワイトは父マイケル、義母のエロイザと共にマニラに降りたった。
フィリピンは義母の母国。
ここから国内線に乗り換えマニラの南、パラワン島へと向かう予定だった。乗り換えの際には改めて手荷物検査を受ける必要がある。
するとX線検査で何かが反応した。バッグを開けると…なんと銃弾が!本人はなんでこんなものが入っているのか分からない。
マイアミから飛行機に乗る時も手荷物検査は受けており、特に問題はなかった。乗り継ぎ便の出発まで数時間は空港のロビーで待っていた。
一度トイレに立ったがその間は親が荷物を見ていたし、
それ以外は、荷物から目を離さなかったはず。自分でもなぜこんなことが起きたのか整理がつかないまま
リーンは空港の保安職員のほか警察官も加わり細かく事情を聞かれた。とにかく全く身に覚えがない。
すると警察官は信じられない事を言った。3万ペソ(約7万円)支払えば見逃すという。警察が自分たちをハメたのでは、と疑ったリーンは支払いを拒否。
こうして彼は「無許可で銃弾所持」の疑いで逮捕された。
銃弾が仕込まれる事件の内訳
銃弾事件は前述したとおり2015年9月から猛威を振るい、当時3万ペソ(約6万円)の支払いを断って本当に逮捕された人が107人も出ました。
この107人と言う数字はあくまで逮捕された人の数です。
恐喝に応じて3万ペソを支払って逃れた人の数はもっともっと多いと言う事です。
しかも、日本人だけでなく、アメリカ人などの外国人やフィリピン人まで同様の被害を受けているとの事です。
理不尽な恐喝に3万ペソの請求・・・・
もし銃弾混入被害に遭ってしまったら
正直払いたくは無いですが、拒否した人は留置所に6日間も拘留されたと言う事が書かれています。
6日間も拘留されたのなら、3万ペソの実害以上の被害が出ますよね。
損得勘定で片付けるべきでは無いのですが、出来るだけ穏便に済ませるべきだと思います。
記事にあるアメリカ人は留置所に入れられた後、保釈金として4万ペソ払っていますからね。
理不尽なお金を払わされるぐらいなら、6日間留置所に入っても良いよ!
と言う人は、6日間の留置所拘留の後、証拠不十分で不起訴になるようです。
そりゃぁ 当然ですよね!全くの濡れ衣なんですからね!
でも、本当に許せない行為ですね。酷過ぎます。
銃弾混入被害に遭わない為の防衛策
私もフィリピンに移住する前は、2015年の丁度この頃にフィリピンと日本を頻繁に往復していました。
上記の写真にあるような渡航客の姿を良く目にしました。
そうです!必殺サランラップ攻撃です。
2015年の時にも同じような対策をする人が急増していたのですが、ここにきてまたサランラップをしなければならないとか・・・なんて悲惨なんだ。
と思うかも知れませんが少しでも被害に遭う確率を下げる為にも出来る限りは、上記のように荷物をラップで包んで対応したいものです。
だって手間としては、ラップ代の数百円と10分程度のラッピングする時間だけ。
それを惜しんで3万ペソも恐喝される被害に遭う事を考えれば安い労力だと思います。
空港にラッピングサービスが出来た
マニラ空港だけでなく、セブ島やダバオにもラッピングサービスが用意されています。
しかし、時間によっては無人になりサービスが提供されていない時間帯もあるようです。
出来れば家を出る前にラッピングしておきたい所ではありますが、もしうっかり忘れてしまった場合にはこのようなサービスを利用しても良いのではないかと思います。
また料金の方ですが、空港によってサービス料金がバラバラですので一概には言えませんが300ペソ(600円)程度です。
お願いするとラゲッジ(キャリーバック)がこんな風になります。
完璧ですね!(笑
これなら銃弾を混入させる方も、事件の事を知ってる奴だ!
と言う事が一発で分かりますから警戒しますよね。
事件に遭わない為にも、少しでも懸念するような材料があるのなら、それは回避出来る事ですからラッピングの10分の手間を惜しんではダメだと思います。
これからマニラ空港を利用する予定がある方は是非、気を付けて頂きたいと思います。
セブ島に行くのなら直行便を利用してマニラ空港を回避出来るルートがあるのなら、しばらくはそちらを利用する事をおすすめします。
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