ども!でびきんです!
突然ですけど捨てチケットってご存知ですか?
捨てチケットの背景には、フィリピン入国時の制度について問題があり、それをクリアする為だけの『見せチケット』と言う役割があったのです。
以下の本章で解説しますが、今まで通りの捨てチケットの使い方では入国を拒否されますので、絶対に知っておいた方が良い情報です。
ちなみにこのルールは2018年8月より日本政府の要請にて適用されたルールであると言う事です。
捨てチケットて何なの?
捨てチケットとは、冒頭で少し説明しましたが、フィリピン入国の際に帰りのチケットを持っていないと入国出来ないルールがあります。
その為、帰国の予定を決めずにフィリピンでロングステイする予定の方は『捨てチケット』を用意して入国した後は、文字通り出国用に買ったチケットを利用せずにそのまま捨てる手段を取ります。
捨てチケットは今までなら、2か月後や3か月後の先のチケットであっても、出国すると言う予定のあるチケットであれば、フィリピン以外の国が指定されていればどこでも良かったのです。
しかし、2018年の8月から異変が起きたのです・・・
2018年8月以降は1か月以内の出国チケット以外は認められない
簡単に説明すると表題の通りです。
2018年8月より実施されたルールにより、2か月先3か月先の捨てチケットではフィリピンへの入国が拒否されてしまいます。
日本政府の要請で、必ず1か月以内の出国予定のチケットを所持している事が原則として付け加えられたのです。
今までだと、4か月後にマニラ→シンガポールとかマニラ→台湾などの安いチケットを取って捨てチケットとして使っていた方も多いと思いますが、今後これは認められません。
必ず入国の日から30日以内の出国チケット
と言う事が決められています。なぜ日本政府がこのような要請をしたのかは不明ですが、今日、私が入国管理局でビザの延長申請をしに行った時に話し掛けられた日本人が入国拒否を喰らったと話されていました。
取りあえずその場で、1か月以内の出国チケットを取得して入国が許可されたものの、クレジットカードを持っていなかったら即座にチケットが取れなかったので危なかったと話していました。
予約番号さえ見せればそれで入国許可が下りるのですが、無駄な出費ですよね。
彼らは別で捨てチケットも取っていたのですから・・・・
知らないとこのように2度も捨てチケットを買わされるハメになり、大きな出費が痛手となりますね。
私のオススメは、ジェットスターのマニラ→台湾辺りが安いのでお得かと思います。
キャンセル料を払ってチケット代の払い戻しはどうなの?
とっさに上記の話を聞いた時に私が考えた事ですが、JALやANAで1か月以内の出国チケットを取って10日以内のキャンセルをすれば、もっと安く済むんじゃないの?
と思って調べてみたのですが、キャンセル手数料が最低3万円掛るそうです。
3万円以下のチケットについては払い戻し無しと言う扱いになるそうなので、この手は使え無さそうですね・・・
と言うわけで、捨てチケットは
1か月以内厳守!
と言う事ですから、これからフィリピンにロングステイを考えておられる留学や移住目的の方はどうかお気を付け下さい。
コメント
でびきん様。
この件で初歩的な質問ですが、次回の訪比は1ヵ月以上滞在を考えていたのですが、その期間の場合の往復チケットでは、入国拒否されるという事ですか?
復路チケットを二重に購入しないとダメだという事でしょうか?
1か月以上先の往復チケットの場合は・・・難しいですよね
どうなるのか・・・私もそれを知らないんです
一度旅行会社に問い合わせてみて貰った方が良いかと思います
その答えを聞いてから自分で勝手にチケットを取ればOKなので問い合わせた旅行会社さんには申し訳ないですが(笑
でびきん様
この件が気になっていたので、今日、HISに聞いて来ました。
その様な確定情報はないそうですが、30日以内の往復はビザ無しで問題ないが、それ以上の滞在が明らかな分は、事前のビザチェックに引っ掛かかったのでは?との見解でした。今までがおおらかだったが厳密化されたのでは?とも言っていました。
発券は全く問題なく今まで通りだそうです。
確かな事は、フィリピン大使館かフィリピン航空に聞いたほうが良いと思いますが、一応、参考までに!
1か月以上先でも、2か月未満(59日以内)に帰国予定なら観光ビザ(9A)を予め日本で取得しておけば、59日以内の出国チケットでOKなんじゃないでしょうか?
(ただ、日本での事前申請はお金がかからないようですが手続きは面倒と聞きました)
自分で確かめたわけではありませんが、普通に考えれば、これで行けるように思います。
あるいは、そこまでしなくても、後で入国管理局で観光ビザを取得して滞在期間を延長する予定だと伝えればいいようにも思います。
というのは、大使館のサイトには、航空券の期間については書いてないからです。
“入国の際は、1)有効な往復航空券または、第三国へ出国する航空券を所持していること、2)パスポートの有効期限が滞在日数+6ヶ月以上であることが条件です。”
とだけ書いてあります。
http://tokyo.philembassy.net/ja/consular-section/services/visa/visa-free-entry-for-temporary-visits/#nav-cat
これの英語版ページを印刷して持っていって、何か言われたら、これを見せて期間についてはどこにも書いていないと言えばいいような気がします。