ども!でびきんです。
How are you? いかがお過ごしですか?I’m fine 私は元気です。
フィリピンに移住して3年目になる、でびきんが滞在2年を過ぎて失敗したな?と言う事とフィリピン移住に関するデメリットについて特に私が感じた生活スタイルのデメリットや失敗談について紹介したいと思います。
これからフィリピンにロングステイしようとか、老後の移住先としてフィリピンを候補地として考えている方のご参考になればと思います。
フィリピンに旅行するぞ!と言う方の方の参考にも少しはなると思いますので、おつきあいください。
タガログ語またはビサヤ語しか話せない人が居る
フィリピンは英語が公用語ですが、全ての場所で英語が通じるわけではありません。
フィリピンでの英語はあくまで『第2公用語』であり『第1公用語はタガログ語』です。
実際にはタガログ語よりもビサヤ語の方が日常的に使われている地域が多いと思います。
更には、英語を話してくれるが『フィリピン訛り』がある人が居ます。
どんな訛り?かと言うと、具体的には『4の事をフォル』と発音したり『thinkをティンク』と発音されて意味が分からない事があり、非常に聞き取りにくいのです。
なので14の事を英語でフォルティンって言われたりするので、全く意味不明だったりフォルティンの『ル』の発音をやたら強調されて聞こえるので、会話の全てが聞き取りにくく別の言葉を話してるのかな?と言う印象を受ける事があります。
教育的な問題で学校に全く通えなかったと言う子供達も非常に多く、日常生活やTVの見て英語を覚えたと言う人も多く英語の熟練度が甘過ぎて全く意味不明な人も居ますから、英語が通じる国だから大丈夫だと過信し過ぎるのは禁物です。
インターネットで特定のサイトが観れない問題
これは以前も少しお話したかも知れませんが、特に私なんぞはブログを書いてるわけですから、インターネットは毎日使うだけにネットで特定のサイトが観れなかったり、一部制限されていたり、FTPサーバーに接続出来ない、ネットサービスのアカウントにログイン出来ないと言うデメリットがあります。
インターネットをライフスタイルにしている人は特に注意が必要です。
具体的にインターネット視聴が制限されているサイト
具体的に何が制限されているか?と言う事ですが、主に制限されているのは
- YOUTUBEのリージョン(国別)制限
- HuluやTVerなどの日本で放送されているTV番組
- Amazonプライムの動画見放題
- DMMのサイト全般規制されておりDMM英会話に飛ばされる
- レンタルサーバーの管理画面にログイン出来ない
上記が私が体験したインターネット上の主な制限ですが、自分が契約してるレンタルサーバーにアクセス出来ないのは、海外からのサイバー攻撃に対応する為ですが、日本以外の外国全ての国からのアクセスが制限されますので、非常に不憫です(笑
もちろんお金を払って契約しているので、海外IPの制限と言う制限を外せば使えるようになるのですが、セキュリティリスクは当然高まります。
上記の問題を解決する対策としてIPアドレスを日本にする手があります。
それがVPNアクセスと言う手法です。
上図のような形で自分のIPアドレスを日本のIPアドレスに変換してくれるサービスを利用して日本で視聴出来る全てのサービスを利用する事が出来るのです。
メンドクサイではありますが、【NordVPN.com】のサービスが無いと不便だったので、これを契約して非常に便利になりました。
インターネットが遅くて不安定
元々フィリピンはインターネット後進国なのは知っていましたが、カンボジアより遅くタイより遅くベトナムよりもインターネットの接続が不安定なのです。
Youtubeもしばしば止まって見れなくなったり、私はチャット占いの仕事をネット上でしている関係もあり、鑑定の途中でネットが止まって鑑定出来ないじゃん!と相談者さんに迷惑を掛けた事もありますし、鑑定の依頼が来たタイミングでネットが繋がっておらず鑑定依頼が来ていた事を後からメールで知るような事もあります。
機会損失であり、不利益ですよね。
しかし、フィリピンのインターネット会社では平気で丸1日ネットが止まるどころか、2週間止ったままになっている事も普通にあります。
ちなみに私の家に入っていたPLDTと言うADSLのサービスですが、お金を支払っているにも関わらず2か月間完全停止しており、文句を言っても窓口ではのらりくらりと言い訳をされた挙句、毎月の請求書だけはしっかり送られて来ると言った状況になった事もあります。※ 現在は解約してます(笑
まぁ・・・こう言った事も全て含めてフィリピンスタイルなのかな・・・と思うしかないですね。
フィリピン国内の民度の低さ
別にフィリピン人が嫌いと言うわけでは無いのですが、節度をわきまえずお金を騙し取ってくると言う所があったり、スーパーのレジで横入りして来たり周りの事を考えず自分の事だけを考えている部分があります。
これはフィリピンの一部の人だけと言う事でも無く、フィリピン人の多くがそうだと思います。
それは、日本人の貧しい人でも、ここまではしないだろう?と言うレベルを軽く超えており、時には明らかに分かるウソをついてでも自分を正当化してきます。
本当にどうでも良い事かも知れませんが、私の家の向かいに新しく越してきた人が『引っ越しパーティー』をしていて酒を飲んで居た所に私が通りかかり『おーい 一緒に飲まないかー?』と声を掛けられたので参加する事にしました。
暫く楽しく喋りながら飲んでいると、『ビールが無くなったから買いたいんだ、でも俺達はお金を持っていないから買えないんだ、出してくれるか?』と言うので、まぁ別に良いよ。とお金を150ペソ(約300円)渡したんです。
夜中だったので、当然ビールを買う事が出来ず戻ってきたのです。
普通なら『ビール買えなかったからお金返すね』と言って返金してくるのが普通だと思うのですが、返って来たのは『50ペソ』だけでした。
まぁ日本円にして200円程度のお金ですから、別に構わないんですが50ペソと言う中途半端な金額だけ返されても気持ち悪いし問いただしてみました『何で50ペソ?』と聞いたら、『お前が今までに飲んでビール代として100ペソは俺達が貰っておく』と言い出したのです。
いや200円程度のお金だから別に金額はどうでも良いですよ?
でもね・・・・それなら最初から一緒に飲んだビール代頂戴って言ってくれれば気分良く払うじゃないですか?
それなのに、勝手に没収されて50ペソだけ返ってくると言うそのやり方に気分が悪くなったのです。
あんたら、人間関係を悪くして曲がりなりにもご近所さんなのに泥棒みたいなマネしてそれでいいの?とフィリピン人の民度の低さに閉口してしまったのでした。
治安の悪さ
これはマニラやセブ島の繁華街についての事ですが、基本的にフィリピンでは繁華街以外の治安は良い方です。
もちろん私が住むダバオも、夜の繁華街については治安が良いとは言えません。
そもそも、貧困の国で建物や設備に関しても非常に古かったり廃墟がそのまま残されていて誰も管理していない状況ですから、夜になって辺りが暗くなると『怖い』と感じる方が多いのもうなずける事です。
ふと、『初めてのフィリピン旅行、おんな一人旅』なんてタイトルのブログを読んでいたのですが、マニラの大聖堂を見に行くと言うような趣向で、フィリピンは治安が悪い!暗くて細い路地は一人で通る事が出来なかったので、タクシーに乗って通りました。なんて書いてあったのですが、『日本に暗くて細い路地無いですか?』日本にだって暗くて細い路地なんて一杯ありますよ。田舎に行けば街灯も全くなく真っ暗な道も腐るほどありますよ。
このブログを書いていた人に思うのが、フィリピンの街を知らないから『怖い』と感じただけで、それは別に治安が悪いとは言わないでしょう?
って事が言いたかったです。暗くて細くて自分が怖いと思ったから治安が悪い これは明らかに間違ってると思います。
実際マニラやセブの繁華街は治安が悪いのは確かですが、怖い = 治安が悪いは成り立たないと思います。
そこでバッグをひったくられたとか、暴漢が出てきて殴られたとか、怖そうな人達が出てインネン付けられたと言うのなら、『あぁ治安が悪いんだな』と理解出来ますが、何でもかんでも『怖い=治安が悪い』と言われたのではフィリピンのイメージがどんどん悪くなってしまいますよね。
幸い私はダバオと言う田舎に住んでいますから特に治安が悪いとは思いませんし、ご近所の人達はむしろ親切にしてくれています。
治安が悪くて不安な人はダバオに住むべきです!( ✧Д✧) カッ!!
フィリピン移住の失敗談
これは私が実際に体験した失敗談です。
銀行キャッシュカードの有効期限が滞在中に切れてしまった
これにはマジで焦りました、銀行からのメールは届いてたみたいなのですが、メールを見ておらずフィリピンのATMを利用した際に、有効期限が切れている事に気付き『慌ててネットから再発行』した話です。
私は日本円を持ち歩かず、ATMから直接ペソを引き出して生活していますので『キャッシュカードが無いのは死活問題』なのです。
しかも、ATMを利用して現金を引き出そうとしていた時でしたから帰りのタクシー代すら怪しい状態で、手持ちの現金が殆どなかったのです。
銀行のカードを再発行すると言ったって問題は山積みです。
- 本人確認書類
- 再発行して貰うまでに2週間は掛かる
- 到着するのは日本の住所(兄弟の家)
- EMSで発送して貰っても10日以上掛かる
- 住所確認
- 問合せ方法
どうします?電話するって言ったって海外から電話は出来ないし・・・出来ても怪しさMAXじゃないですか。
本人確認するにも身分証なんて、日本に住所が無いので確認書類もありませんし・・・と言う事で非常に難儀した思い出があります。
幸いクレジットカードを持っていたので何とかなりましたが、時間稼ぎにしかなりません。
キャッシュカードは2枚作るか、予備カードを持っておかないと偉い大変な事になる所でした。
参考記事: フィリピンでATMの使い方(現地通貨で引き出せる)
参考記事: クレジットカードを持つならBooking.comが良い
家で倒れて頭から流血していた話
これは今となっては笑い話ではありますが、昔からたまに寝て居たら急に便意をもよおして起きるのですが、トイレに行って座っているうちに貧血状態になり倒れた事が、日本に居た頃にも3度ありました。
どうしてこうなるのか未だに原因は不明ではありますが、フィリピンの家は床がコンクリートタイルなのです。
それで倒れた拍子に床に激しく頭を打ち付けたよううで・・・・そのまま気を失って倒れていたようです。
気が付いたのは次の日の早朝5時頃でした。
お尻ムキ出し状態で倒れていた私は気が付いて『ん?何があった?』となっていたのですが、髪を触ると指が引っ掛かる・・・・手を見ると血は止っていましたが手が血まみれになっていたんです。
頭を起こして手を見ると『くらくらくら~~~』と、平衡感覚が無くなっている自分に気付きます。
テンプル(こめかみ)に強烈なパンチを貰ったみたいな状態になっていたのです。
取りあえず調子悪かったので、頭にタオルを当ててベッドに倒れ込むようにして横になったのですが、仰向けになったり、横を向いたり『頭の向きを変えるだけで』頭ががクラクラして目が回るのです。
起きてから3日経過しても状態に改善は見られず・・・・あ~俺はこのまま買い物にも行けず、何も食べれないで死んで行くのかな?と考えていました。
結局1週間して少しずつ状態が良くなってきて、少しは外を歩けるようになったので、貪るように食べ物を食べて復活しました(笑
だけど、本当に『もしも』『万が一』を考えて保険に関する事はちゃんと用意しといた方が良いなと思ったのでした。
移住して失敗した事とデメリットのまとめ
移住のデメリットに関しては対応策をしっかり用意する事で全然回避する事が可能ですが、フィリピン人の民度の低さには呆れてしまう部分はどうしようもありません。
むしろ『それがフィリピンスタイルだ!』とフィリピン人の民度の低さを楽しめるぐらいにならないと強く生きていけないと思います。
デメリットに関しては『郷に入れば郷に従え』と言う事です。
失敗談に関してはキャッシュカードやクレジットカードの用意は絶対に必要で予備カードとしてマネパカードは絶対に持って置いた方が良いと言う事でした。
失敗からしか反省はありませんし、失敗してなければ未だに未対応のままフィリピンでの生活を続けていたと思います。
何も無ければそれが良いのですが、備えあれば憂いなしですから、日本人が海外に出て安心出来るのは『お金があるから』と言う事を心底感じた出来事でした。
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